合格者の声

F・N 岩手大学 人文社会科学部 合格

 本来の自分を取り戻すきっかけ

 

 時は9月10月、入試の準備で慌ただしくなると自分だけじゃなくて、親も学校も熱が入ってきます。志望理由書に何を書くべきか、たくさんの人が私にアドバイスをくれました。でもだんだん自分の個性や自分らしさが見失われていく感じがしました。周りの意見を取り込めば取り込むほど本当の自分から離れていく気がして、その一方で周りの期待に応えられていない自分がいやになりました。自分も周りもヒートアップしてきて、もうどうすればいいのか判らなくなってしまったのです。

 

 そこで客観的で冷静な意見が欲しくて、ホマレ先生に相談しました。

「誰のための受験なんだ? 大人たちのためなのか? 自分が思った通りにやればいい」って。

この言葉を聞いた直後はこの期に及んで…って思いました。でもそのときの自分は案外冷静に先生の言っていることが理解できました。きっと自分にとって正しいことなのだろうなというのが鈍感ながらもわかりました。

 しかし先生が私を導いてくれるのは理想的な姿かもしれないけれど、今まで作り上げたものを打ち壊していくことであり、大きな恐怖を感じました。私は決断を迫られたのです。

 これまでの自分は周りの目や評価を気にしながら生きてきました。周りに認められるために努力して、それで結果的には良い方向に進んできました。こういう生き方をしてきて、突然ホマレ先生のような、見たことのないような人が目の前に現れたのです。困惑もしたし、当初は反発もしました。でも、ホマレ先生は1から10まで全部話さなくても、自分がうすうすと感じていたことをちゃんと察してくれました。ちゃんと向き合ってくれて、ちゃんと一緒に考えてくれました。先生の考え方を、生き方を理解して、受け入れられた時、自分の凝り固まったプライドがとてもつまらないものに思えたのでした。

 そういう訳で、私は気持ちがとても楽になり、開き直ることができました。結果的に合格することができたのでよかったですが、もし不合格だったとしても深く考えすぎずに次につなげられたと思います。

  ラムダに通って成績が伸びたという実感はあまりないのですが(笑)、ホマレ先生は学校の先生とは異次元にいる人種で、自分にたくさん刺激を与えてくれました。ラムダは人間的に、自分が大きく成長できた場だと思います。私はホマレ先生に、勉強なんかよりも、その根底にある「生き方」を教わりました。これが、自分がラムダに通った意味であり、ホマレ先生に出会った意味だと思っています。

K・M 東北大学 文学部 合格

 学びの本質に気づくこと

 

 私はラムダに入って先生と出会い、本当の学びに出会えたこと、その喜びを知れたことがこの先の人生における宝物だと思っています。

 「ただただ言われたことをこなし、機械的に暗記して時間が経つとすっかり忘れて何も残らない。」これが私が今思う、かつての私の学習です。それは単なるコピー作業でした。目の前の事象を自分の目で観て、自分の思考を介入させること。凝り固まった考え方から脱け出して、多角的に物事を考えられること。こういったことの重要さとそれを実践しようという意識を持つようになったことが、ラムダでの一番の成長であり、大学AO入試での勝因であったのではないかと思っています。

 ラムダに入会したのは高校2年生の冬でした。私より少し早く始めていた友人の話を聞いて入会を決意した訳ですが、正直何となく思い描いていた塾というものとは違っていました。先生はとことん「生徒自身が考えること」を重視して指導して下さいます。表面的で時短を目指すような受験勉強というよりは、その本質の理解を自力でできることを求めるため、私たちが考えて考えて答えを出すまでしっかり待ってくれます。目先の為の浅薄な暗記作業に徹していた私にとって、時間をかけてでも自分の頭で考え込んで答えを出すということはなかなか慣れず、難しいことのように感じることもありましたが、それ以上に自分で気づくことや、新たに世界が広がるような感覚に、毎回多くの刺激をもらっていました。

 合格したばかりなので、まだまだ私の挑戦は序章の一ページ目です。学びへの意欲と好奇心の旺盛さを活かして、生涯学び続ける人生にしたいと思っています。今はまだ知識も思考も拙いものですが、いつの日か、少しでも成長して、また賞先生と語り合うことができれば嬉しいです。ラムダには大変お世話になりました。本当にありがとうございました。後輩のみなさんの挑戦を心から応援しています。

 

 

 

 

 

 

 

匿名希望・合格校非公開

 

 

 

 

 塾に「テストの点数を上げる方法を教えてもらう」ことを期待している人は、入塾後にとまどうと思います。

 学校や他の塾と違って、自分で考えられるようになることが求められるからです。

 勉強=テストの問題が解けるようになることだという思い込みを捨てられない人はこの塾の良さには気付けないと思います。

 

 課題をたくさんやることが勉強だという勘違いが学校には蔓延していて、私もその考え方に染まっていました。

 入塾した頃には「公式は自分で作ればいい」と言われ、自分でもできるか不安でした。しかし、いつのまにか学校のやり方から抜け出し、自分で考えられるようになりました。

 単なる入試科目としか思っていなかった古文や漢文も、文法書には載っていない法則を発見していく賞先生の授業はとても刺激的で未知の世界が広がっていました。

 また、ヨーロッパの様々な言語にお詳しく、ことばの成り立ちから英語を教えて下さいました。目からウロコの毎日でした。

 

 ちなみに、センター試験では英語筆記178/200点、リスニング46/50点、国語184/200点でした。

 

 本当にありがとうございました。